蛙の面に水
(かえるのつらにみず)
蛙の面に水をかけても、蛙は一向に驚かない。
世の中には かなり手厳しく皮肉られ忠告を受けたとしても
平気な顔をしている図々しい輩がいる。
そんな輩を例える時に良く使われている ことわざが これである。
僕は太郎、30歳。
職には就かず、悠々自適の毎日を過ごしている。
自宅にある【子供部屋】にいつも僕は居る。
ここは僕のパラダイスだ。
ある時、そんな青春謳歌 真っ只中の僕に向かって
『働かざるもの食うべからず』と母さんが言った。
気にはしていない。いつもの事だ。
僕は将来、世に出るべき人間だ。今は充電期間、
僕にとっては とても大事な時期なんだ。
母さんは凡人だから何も解っていない。
そんな凡人の母さんに僕は言ってやったんだ。
『働いたら負けだと思っている』と。
この様子を見ていた妹の花子が
『お兄ちゃんに何言っても無駄よ。【蛙の面に水】だわ』と言って
深いため息をついた。
酷い息子ですね。
『親の心子知らず』とは この事ですね。
でもそんな太郎くんが、いつの日か就職活動を始めた時…
その時はお赤飯を炊いて 家族でお祝いしてあげましょう。
では次回は
【果報は寝て待て】について学習します。








