引越しの時、大事にしていたノートパソコンが壊れてしまった。
理由は全く解らないが、なぜだか電源が入らない。
左右に振ってみたり、パンパンと叩いてみたり、
色々とやってはみたが、どう頑張ってみたところで一向に直る気配はない。
もはや電気屋に修理を頼むしかないのか?
いや、それは出来ない。
もしこのパソコンの中身を他人に見られたら恥ずかしくて、
この先 生きてはいけない。それは、エロビデオをデッキに
噛まれて修理に出して、電気屋にそのエロの一部始終を
見られてしまうのと同じ位、恥ずかしい。
「あんなもの」や「こんなもの」が、このパソコンには一杯なのだ。
これを見た電気屋は、きっとニヤニヤするに違いない。
そして色々と想像されてしまったりするのだ。
やはり修理に出すのはよそう。
そうなると、あとはもう自作のデスクトップしかない。
しかしこのデスクトップ、とても分厚いディスプレイで、
机の大部分を占めてしまう存在感あふれる代物だ。
当然、型式は古く、使い勝手は極めて悪い。
今時、こんな古式ゆかしきパソコンを使っている人間なんて
いるのだろうか?などと考えてしまう。乙女の憧れる
「洗練されたスタイリッシュな生活」からは ほど遠い。
さてどうするか。勇気を振り絞ってノートパソコンを修理に出すか。
それとも、このまま我慢して分厚いデスクトップを使い続けるか…
乙女よ、今が思案のしどころだ。







